筋トレをするとスピードは遅くなるのか vol.2

前回の記事にて、筋力の強さは身体を動かすスピードに関係があると解説しました。

(前回の記事はこちら→筋トレをするとスピードは遅くなるのか? vol.1

しかし、実際には「筋トレをすることでスピードが落ちた」「キレがなくなった」というネガティブな変化を感じている選手もいます。

これは一体なぜなのか。理由は色々と考えられますが、要因の一つとなるのは「力み過ぎ」です。

力みの正体とは

俗に言う「力む」という現象は、その言葉の通り筋肉に力が入り過ぎている状態を指します。

身体(=骨)を動かすのは基本的に筋肉の仕事であり、動き方によって特定の筋肉が働くように人体は設計されています。

「肘を曲げる動作」を例として考えた場合、この動作で働くのは力こぶである上腕二頭筋(=アクセルの力)。

基本的にはこの動きを妨げる筋肉(=ブレーキをかける力)が働くことがなければ、肘はスムースに曲がるはずです。

しかし、肘を曲げるのとは反対の作用を持つ筋肉(肘を伸ばす力=二の腕の上腕三頭筋)が同時に働いてしまうと、ブレーキがかかってしまい動きは硬く遅くなってしまいます。

このような状態が力みの正体です。

筋トレをすると必ず力みやすくなるのか…というと、決してそんなことはありません。

しかし、取り組み方によっては力みを生んでしまう可能性も確かにあります。

余計な力みを生み出すことなく、上手にパフォーマンスに繋げていくにはどのように筋トレを行うべきなのか。

今後はもう少し踏み込んだ部分を解説していきますので、お楽しみに。